全国で人口減少も 福岡市は「毎年1万人増」 一極集中に拍車、税収も大幅アップ 印刷
2019年 7月 17日(水曜日) 17:25

日本人の人口が過去最大の減少幅を記録する中、毎年1万人のペースで増え続けているのが福岡市だ。総務省が10日に発表した、1月1日時点の住民基本台帳に基づく人口動態調査の結果でも、全国の市や区のうち最も日本人の人口が増えたのは福岡市だった。 福岡市内の総生産のうち約9割がサービス業などのいわゆる第3次産業で、働く人が増えることが税収増に直結する。このことを背景に、市税収入は6年連続で過去最高を更新する見通しだ。