ANAホールディングス傘下で航空貨物国内大手のANAカーゴは、半導体製造装置や医療機器などの大型精密機器の輸送サービスに本格参入する。これまでの主力機材では狭くて難しかったが、米ボーイングの大型貨物機「777F」を導入するのに伴い6月からサービスを始める。貨物では半導体を中心に輸送してきており、製造装置にまで幅を広げ、利益率を高める。