日産自動車と三菱自動車が、オランダに設立した共同出資会社「日産・三菱B・V」を閉鎖する方向で調整していることが9日、分かった。三菱自の社内調査で、両社の会長を務めたカルロス・ゴーン被告がこの共同出資会社から不正に報酬を得ていたことが判明。連携を強化する仕組みを新たに整備し、「ゴーン体制」から決別する姿勢を鮮明にする。