武田薬、買収で売上高3.4兆円に 大阪本社ビル売却 印刷
2019年 1月 15日(火曜日) 11:03

武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長は7日、アイルランド製薬大手シャイアーの買収後の連結売上高が313億ドル(約3兆4千億円)になるとの見通しを示した。2017年10月から18年9月までの2社の売り上げを合算した。買収後の有利子負債削減のために進める資産売却については、大阪市中央区道修町にある大阪本社のビルを売却すると明言。統合後は「強い財務を持つことになり、厳しい市場環境下にも挑戦ができる企業になる」と述べた。