京大チーム iPS細胞から大量の血小板を作製 印刷
2018年 7月 18日(水曜日) 10:15

人工多能性幹細胞(iPS細胞)由来の巨核球から、輸血に必要な量(1000億個以上)の質の高い血小板を作ることに成功したと、京都大iPS細胞研究所などのチームが発表した。従来あったiPS細胞由来の血小板は量も品質も輸血に使えるレベルではなかった。チームは血流の乱れが巨核球からの血小板生成を促していることを突き止め、乱流を発生する培養器を開発し、高品質の血小板を短期間で大量に作製できたとしている。