大卒就職率、過去最高98% 高卒も27年ぶり高水準 印刷
2018年 5月 23日(水曜日) 13:39

文部科学省と厚生労働省は18日、今春卒業した大学生の就職率(4月1日時点)が前年春より0.4ポイント増の98.0%だったと発表した。7年連続の上昇で、1997年の調査開始以来の最高値を3年続けて更新した。文科省が18日公表した今春卒業の高校生の就職率(3月末時点)も、0.1ポイント増の98.1%と8年連続で改善。91年春以来、27年ぶりの高い水準だった。文科省は「景気回復に伴い、企業の採用意欲が向上している」と分析している。大卒の内訳は、男子が0.6ポイント増の97.5%、女子が0.2ポイント増の98.6%。就職希望率も0.6ポイント増の75.3%で、全て過去最高となった。