東芝の格付けを主力3行が格上げ 債務者区分「正常」を検討 印刷
2018年 5月 23日(水曜日) 13:39

東芝の主力取引銀行である三井住友銀行、みずほ銀行、三井住友信託銀行が東芝の融資先格付けに当たる「債務者区分」を上から2番目の「要注意先」から「正常先」に引き上げる検討に入ったことが18日、分かった。平成30年3月末に債務超過を解消したほか、懸案の半導体子会社「東芝メモリ」の売却が確定し、財務内容が大きく改善されるため。銀行からの融資が受けやすくなり、東芝再生の追い風になりそうだ。