主要20カ国・地域の財務相・中央銀行総裁会議は20日、トランプ米政権の保護主義政策に対する抑止策を見いだせないまま、2日間の日程を終えて閉幕した。議長国アルゼンチンのドゥホブネ財務相は閉幕後の記者会見で「(各国の立場に)差異がある」と協議が平行線をたどったことを認め、「G20には限界があることを認識しなければならない」と述べた。