携帯会社ソフトバンク上場へ 過去最大規模の2兆円調達 財務強化と新規投資に充当 印刷
2018年 1月 17日(水曜日) 23:00
ソフトバンクグループは15日までに、主力の携帯電話子会社ソフトバンク(東京)を上場させる方針を固めた。年内の上場を目指し、近く東証と本格的な調整に入る。資金調達額は2兆円に達する可能性があり、実現すれば過去最大規模の新規株式公開(IPO)となる。調達資金は、財務体質強化や新規分野への投資に充てるとみられる。報道を受けて、15日午前のソフトバンクグループの株価は一時約6%上昇、時価総額は10兆円を超えた。