日銀が15日発表した12月全国企業短期経済観測調査よると、大企業・製造業の業況判断DI(良い─悪い)がプラス25となり、前回9月調査から3ポイント改善した。改善は5四半期連続で、11年ぶりの高水準。海外経済の回復や市況の改善、堅調な内需を背景に、業種や規模を問わず幅広く改善しており、企業部門の好調さを裏付ける内容となった。