シャープ東証1部復帰 社長は退任意向示す 印刷
2017年 12月 14日(木曜日) 09:30
経営不振で債務超過に陥り、東証2部に降格していたシャープが、1年4か月ぶりに東証1部に復帰した。シャープは、台湾のホンハイ精密工業のもとで経営再建を進め、今年度の最終損益は4年ぶりに黒字となる見込み。そして7日、業績が回復したことなどから、1年4か月ぶりの東証1部復帰を果たした。短期間での業績回復をけん引してきた戴正呉社長は、1部復帰後に退任したい意向を改めて示し、次期社長を育成するため、来年は共同CEO体制へ移行することを検討していると明らかにした。