ニコン、中国工場閉鎖 デジカメ市場縮小で 印刷
2017年 11月 01日(水曜日) 22:36
ニコンは30日、コンパクトデジタルカメラを生産してきた中国江蘇省の工場を閉鎖すると発表した。スマートフォンの普及により、コンパクトデジカメの市場が急速に縮小しており、操業を続けることが難しくなったと判断した。同日付で操業を停止し、2018年3月期に70億円の関連損失を計上する見通し。中国工場は02年設立で、ピーク時の10年には約876万台を生産していた。中国工場の生産はタイ工場に移管する。