資源量回復、大西洋クロマグロ漁獲枠5割拡大へ 印刷
2017年 10月 23日(月曜日) 22:38
日本や欧州連合(EU)などが参加する「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」の科学委員会が、東大西洋・地中海でのクロマグロの漁獲枠について、現在の2万3000トンを2020年までの3年間で5割拡大できるとする報告書をまとめたことが分かった。 これまでに実施した漁獲規制の結果、クロマグロの資源量が回復しているためだ。漁獲枠の拡大は、11月にモロッコで開かれるICCATの年次会合で正式に決まる予定だ。