日産自動車の販売店では、2日発売の電気自動車の新型「リーフ」を大々的にPRし、販売攻勢をかけようとしていた矢先だった。日産自動車が無資格の従業員に新車の検査をさせていた問題で、工場では書類の偽装に使われる有資格者の印鑑を複数用意し、帳簿で管理のうえ無資格者に貸し出していたことがわかった。こうした行為はほぼ全ての工場で行われ、組織的に偽装を慣行していた疑いが浮上した。