新聞発行やめ電子版集中 米WSJがアジア欧州で 印刷
2017年 10月 04日(水曜日) 21:27

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は28日、欧州とアジアで紙の新聞の発行を中止する方針を明らかにした。読者の「紙離れ」で販売部数や広告収入が落ち込む中、電子版に経営資源を集中させる。欧州では29日、アジアでは10月6日が最終発行日となる。一部地域では紙版の販売を完全になくす一方、東京などでは米国版を代わりに販売する。ライフスタイル誌「WSJマガジン」は提携先の出版社を通じて各地で発行を続けるとしている。