損害保険大手各社が来年1月に任意加入の自動車保険の保険料を改定し、平均で2~3%引き下げることが5日、分かった。自動ブレーキなど安全性能の向上で事故が減り、自動車保険事業の収支が改善してきたことを反映させる。三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険は平均で3%前後下げる見込みだ。両社は今年1月、保険料をそれぞれ1%、0.1%下げており、2年連続で引き下げる。