「客貨混載」バスに保冷箱 宮崎交通など新設 印刷
2017年 1月 19日(木曜日) 22:44

乗客と荷物を一緒に運ぶ「客貨混載」の路線バスが走る西都市―西米良村間で16日、保冷専用ボックスを新たに設けた車両の運行が始まった。導入した宮崎交通(宮崎市)とヤマト運輸(東京)によると、客貨混載の路線バスは各地で広まりつつあるが、保冷専用ボックスの導入は全国で初めてという。ボックスは縦2・1メートル、横0・9メートル、高さ0・52メートル。車内の座席を一部撤去して設けた。蓄冷剤を入れて低温を保つ。ヤマト運輸が自社便で行っていた西米良特産のサーモンを輸送しようと開発し、同社の「クール宅急便」も運ぶ。