日本郵政の株式、追加売却へ 最大1.4兆円分 財務省 印刷
2017年 1月 19日(木曜日) 22:44

財務省は16日、保有する日本郵政の株式を今年7月以降に追加売却する方針を明らかにした。最大1・4兆円分の株式を売りたい考えで、売却業務を引き受ける主幹事証券会社の公募を始めた。3月中に主幹事を決め、株価の推移を見極めたうえで売却する方針だ。 財務省は2015年にも、保有する郵政株のうち19・5%を約1・4兆円で売却。残る80・5%の株式についても、3分の1を残して2回に分けて売る計画で、売却時期を検討していた。22年度までに計4兆円分の売却収入を東日本大震災の復興財源にする計画だ。