超大型10万馬力エンジン製造へ 岡山・三井造船玉野が13基受注 印刷
2016年 10月 14日(金曜日) 00:17

三井造船玉野事業所(岡山県玉野市玉)は、国内最大のコンテナ運搬船向けに、出力約10万馬力の超大型ディーゼルエンジンの製造を始める。今治造船(愛媛県今治市)から約200億円で13基受注した。玉野事業所の設備を増強し、2017~19年にかけて納入する。受注したのは、シリンダー直径95センチの11気筒のエンジン。長さ21・4メートル、幅5・3メートル、高さ15・3メートル。三井造船がライセンスを取得して製造するMANディーゼル&ターボ社(ドイツ)製では世界最大級の出力となる。