木村元会長に37億円賠償命令 債権買い取りで振興銀に損害 東京地裁 印刷
2016年 10月 04日(火曜日) 01:30

2010年に経営破綻した日本振興銀行(解散)の旧経営陣が、商工ローン大手SFCG(旧商工ファンド、破産手続き中)からの債権購入をめぐって銀行に損害を与えたとして、同行から債権を譲り受けた整理回収機構が木村剛元会長に50億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁(大竹昭彦裁判長)は29日、約37億5700万円の支払いを命じた。