厚生労働省は13日、2017年3月卒業予定の高校生の求人、求職状況(今年7月末時点)を発表した。就職希望の生徒1人当たりの求人数を示す求人倍率は、全国平均で前年同期比0.21ポイント上昇の1.75倍となり、1994年3月卒(1.98倍)以来23年ぶりの高水準となった。6年連続の上昇で、景気回復を背景に高校生の就職環境は引き続き改善している。