妊婦の血液からダウン症など3種類の染色体異常を調べる「新型出生前診断」の臨床研究を実施している病院グループが16日、導入から3年間で計3万615人が検査を受け、1.8%に当たる547人が陽性と判定されたと発表した。確定診断のため、おなかに針を刺して採取する羊水検査などで染色体異常が確定した417人のうち94%に当たる394人が人工妊娠中絶を選択したという。