国民年金基金、19年春の統合検討 管理コスト削減狙う 印刷
2016年 7月 11日(月曜日) 19:05

自営業者ら約45万人が加入している「国民年金基金」は、都道府県や職業ごとに72ある基金を統合する検討を始めた。加入者は減少傾向で、合理化によって管理コストを削減する狙い。2019年4月の実現をめざす。年金額や保険料は変わらないという。国民年金基金は国民年金の加入者が対象で、年金額を上乗せできる。厚生年金に入る会社員らとの年金格差を是正することが目的で、47都道府県ごとの地域型と税理士や医師など25ある職能型がある。