汚染土再利用の方針決定 管理方法なお検討 環境省 印刷
2016年 7月 01日(金曜日) 23:32

環境省は30日、東京電力福島第1原発事故後の除染で出た福島県内の汚染土について、放射性物質の濃度が1キログラム当たり8000ベクレル以下に下がったものを道路整備などで再利用する基本方針を正式決定し、公表した。夏にも同県南相馬市で実証事業を始める。環境省はこれに関連し、再利用した汚染土の濃度が原子炉等規制法の安全基準である同100ベクレル以下まで減衰するには170年かかると試算。