学校再開控え、避難所を集約 生活環境改善も 熊本市 印刷
2016年 5月 10日(火曜日) 21:21

熊本市は8日、学校など161カ所に開設されていた避難所を、市内21カ所に設けた「拠点避難所」に一部を除き集約した。避難者らは用意されたバスなどで、新たな避難所へと引っ越した。市立小中学校の全校再開を10日に控えており、大型施設への集約による避難者の環境改善も図る。市内には8日午後5時現在で4071人が避難している。市総合体育館(中央区)などの拠点避難所には空調や大型冷蔵庫などが備わり、看護師も常駐。同日夕には、前日より約500人多い1895人が身を寄せた。