諏訪地方を舞台に「数えで7年」として6年に1度行われる天下の大祭「諏訪大社御柱祭」が2日、開幕した。1200年以上続くとされる、社殿の四隅にあるモミの木を建て替える神事。諏訪の氏子約20万人が巨木16本を人力だけで引く姿に地元住民や観光客が熱狂した。2日は、上社本宮(諏訪市)と前宮(茅野市)に建てる8本を山から里へと引き出す「山出し」が行われた。