民進党、火種抱え「再出発」 体質改善が課題 印刷
2016年 4月 04日(月曜日) 21:39

民進党が27日、発足した。野党勢力を結集し、夏の参院選で「自民1強打破」を目指す。ただ、内実は民主党を離れた議員の「復党」との色合いが濃く、民主系、維新系双方で不満がくすぶる。内紛の火種を抱えながらのスタートで、党の結束維持が課題との事情は変わらない。「われわれは政権与党として、大事なときに結束できず、離合集散を繰り返したことを深く反省する」。都内のホテルで開かれた結党大会。初代代表となった岡田克也氏はあいさつで、政権担当時の党分裂という苦い歴史に言及し、結束を訴えた。