原子力規制委員会は30日の定例会で、東京電力福島第1原発1~4号機の原子炉建屋周辺の地下を凍結させて、地下水の流入を抑える「凍土遮水壁」について、海側から段階的に凍結させる東電の計画を認可した。東電は31日にも凍結作業を始める方針。しかし、これほど大規模な「氷の壁」が導入されたケースは世界でもなく、どの程度地下水の流入を防ぐことができるかは不透明だ。