東京駅で連続テロ訓練 SAT制圧、9年ぶり公開 警視庁 印刷
2016年 3月 30日(水曜日) 23:49

警視庁は28日、東京都千代田区の東京駅などで連続テロの対策訓練を行った。昨年11月のパリ同時テロのように、犯人グループが複数の場所で自爆したり人質を取って立てこもったりしたと想定。特殊部隊(SAT)による制圧訓練を9年ぶりに公開した。東京駅での訓練は日本橋口で行われ、駅で働く民間人ら約200人が参加した。自爆テロが連続して起き、猛毒ガスのサリンも散布されたと想定。利用者の避難誘導、負傷者の手当て、サリンの回収や除染などを行った。