厚労省、自治体に介護施設への「抜き打ちの実地指導」指示 印刷
2016年 3月 09日(水曜日) 20:35

神奈川・川崎市幸区の有料老人ホームで、入所者3人が転落死した事件で、元職員の男が、2人を殺害した疑いで逮捕されたことなどを受け、厚生労働省は7日、全国の自治体の担当者会議で、虐待防止のための指導の在り方について指示した。これまで、自治体による介護施設への「実地指導」は、原則、あらかじめ通告して行われたが、今後は、「虐待の疑いがある場合は、抜き打ちで実施」することとし、厚労省は近く、通知を見直す方針。