政府は25日、関係閣僚と有識者でつくる「サイバーセキュリティ戦略本部」(本部長・菅義偉官房長官)の会合を官邸で開いた。2020年東京五輪・パラリンピックを見据え、不正アクセスの監視対象拡大や人材育成などサイバー攻撃への対策を強化する新たな方針を決定した。菅氏はあいさつで「5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)や東京五輪の成功には、サイバー空間の安全確保が極めて重要だ」と強調した。