浜岡原発の防潮堤の壁完成 中部電、22m津波対策用 印刷
2015年 12月 30日(水曜日) 15:02
中部電力が津波対策のため浜岡原発(静岡県御前崎市)に建設している高さ海抜22メートル、長さ1.6キロの防潮堤の壁部分が26日、完成したと各紙が報じた。壁の両端の盛り土工事は続いており、来年3月に工事全体が終了する見通し。防潮堤は、東日本大震災発生後の2011年11月に着工。当初の高さは18メートルの予定だったが、国が推計した南海トラフ巨大地震の津波の高さが計画を上回っていたことから4メートルかさ上げした。