COP21温暖化対策採択 18年ぶり新枠組み 印刷
2015年 12月 14日(月曜日) 23:29

パリで開催中の国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)は12日夜、地球温暖化対策の新枠組み「パリ協定」を採択したと各紙が報じた。京都議定書に代わる18年ぶりの温暖化対策のルール。石油・石炭など化石燃料に依存しない社会を目指し、条約に加盟する196カ国・地域が参加する初めての国際的な枠組みとなる。パリ協定は「産業革命前からの気温上昇を2度未満に抑える」という国際目標を明記。海面上昇によって国土の消失などが懸念される島嶼国が強く求める「1.5度未満」も努力目標として併記した。