自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長らは6日、東京都内のホテルで消費増税に伴う軽減税率の導入について協議した。自民党は2017年4月の増税時には生鮮食品のみを軽減対象とし、後から加工食品を加える2段階導入を提案。しかし公明党は反発し、協議は平行線のまま終わった。与党は10日の16年度税制改正大綱決定までに決着させたい考えだが、着地点は見えていない。