諮問会議 首相、最低賃金1000円指示 年3%増めど 印刷
2015年 11月 27日(金曜日) 00:28

安倍晋三首相は24日の経済財政諮問会議で、現在全国平均798円の最低賃金を来年以降、毎年3%程度ずつ引き上げて、全国平均で1000円を目指すことを表明した。週内にまとめる「1億総活躍社会」実現に向けた緊急対策に盛り込む。安倍首相が掲げる「名目国内総生産600兆円」の目標に向けた緊急対策の目玉にする考えで、最低賃金の引き上げによる消費喚起を促す強い意欲を示した形だ。