松明あかし 夜空を真っ赤に 福島・五老山 印刷
2015年 11月 18日(水曜日) 09:58

400年以上の伝統がある火祭り「松明あかし」が14日夜、福島県須賀川市の五老山で開かれたと毎日新聞が報じた。高さ10メートル、重さ3トンの「大松明」を含む26本の巨大な松明の炎が夜空を真っ赤に染めると、訪れた人たちから大きな歓声が上がった。祭りは1589(天正17)年、伊達政宗が須賀川城に攻め込もうとしていた際、城主の家臣や領民が松明を持って集まり、降伏せずに城を守ることを決めたことが由来とされ、その後の合戦の犠牲者を弔うために続いているという。