犯罪白書 高齢受刑者、初の1割超 性犯罪も増加 印刷
2015年 11月 18日(水曜日) 00:00

法務省は13日、2015年版犯罪白書を公表したと各紙が報じた。昨年1年間に刑務所に入所した2万1866人のうち、高齢者(65歳以上)の占める割合が統計を取り始めた1991年以降初めて1割を超え、2283人となった。また、白書が今年特集した性犯罪の動向で、高齢者の検挙者数は30年前に比べ強姦で7.7倍、強制わいせつで19.5倍に増加し、少年の占める割合は低下。犯罪状況にも少子高齢化が反映しているとみられる。