ノーベル賞:医学生理学賞に大村氏 寄生虫感染症の薬開発 |
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2015年 10月 07日(水曜日) 01:13 | |||
スウェーデンのカロリンスカ研究所は5日、2015年のノーベル医学生理学賞を大村智北里大特別栄誉教授(80)と米ドリュー大のウィリアム・キャンベル博士(85)、中国中医科学院の女性科学者の屠ゆうゆう首席研究員(84)の3氏に授与すると発表した。受賞理由は、大村氏とキャンベル氏が「寄生虫によって引き起こされる感染症の治療の開発」、屠氏が「マラリアの新規治療法に関する発見」。これらが主に開発途上国で感染症対策に役立っていることを、ノーベル財団は「人類への計り知れない貢献」とたたえた。中国籍の人の受賞は自然科学3賞で初めて。
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