ドローンで離島に物資 経産省、来年から実証実験 安全なら航空法の例外条項に 印刷
2015年 9月 18日(金曜日) 01:13

経済産業省は14日、準天頂衛星を利用し、「ドローン」などの小型無人機で離島に物資を配送する実証実験を来年からスタートする方針を固めた。実験で安全性などが確認されれば、航空法の例外規定として認可し、無人機による物資運搬ができるようにする。安倍晋三政権が地方創生を掲げる中、人口の少ない農村や離島などの物流の改善につなげたい考えだ。実験計画は、静岡県熱海市の沿岸から初島までの約10キロの距離を、小型無人機で荷物を運搬する。荷物の重さは約10キロを想定しており、ドローンのほかヘリコプター型の小型無人機などを用いて安全かつ正確に運搬できるかを探る。