洪水被災地の衛星画像公表 災害対応で初のケース  印刷
2015年 9月 15日(火曜日) 00:26

政府は11日、情報収集衛星が撮影した茨城県常総市の洪水被害状況の画像を公表したと各紙が報じた。同衛星の画像は機密性が高いため通常は公開されないが、政府は9日に災害対応などに活用する目的で公開するルールを策定したばかりで、今回初めて適用された。公表された画像は、記録的な豪雨により鬼怒川の堤防が決壊した常総市三坂町付近を撮影したもの。鬼怒川の東岸地域が南北約15キロにわたって茶色い泥水で覆われている様子が分かる。