還付金、世帯で合算 消費税軽減策 印刷
2015年 9月 11日(金曜日) 23:43

財務省が、消費税率を10%に引き上げる際に酒を除く飲食料品の2%分を還付する税負担軽減策で、世帯で還付金を合算できる仕組みを検討していることが9日、分かったと各紙が報じた。還付を1年に複数回行うことも検討する。還付金の限度額は1人当たり年4000円を想定している。乳幼児や高齢者を含め還付枠を世帯で共有できるようにする。合算できれば、要介護状態で買い物に出向くのが困難な人などを抱える世帯も公平に還付を受けられる。夫婦と子2人の世帯の還付限度額は年1万6000円になる。