作成担当の教授、司法試験問題を教え子に漏らす 印刷
2015年 9月 11日(金曜日) 01:14

司法試験の考査委員として今年の問題作成に関わった明治大法科大学院の青柳幸一教授が、同大学院を修了した教え子の受験生に問題の一部を漏えいした疑いのあることが7日、関係者の話でわかったと各紙が報じた。教授は法務省の調査に漏えいを認めており、東京地検特捜部は、国家公務員法(守秘義務)違反や業務妨害などの疑いがあるとみて捜査を始めた。司法試験の問題漏えいで刑事責任が追及されるのは初めて。