サイバー攻撃に「不安」85.7% 内閣府調査 印刷
2015年 9月 03日(木曜日) 00:18
各紙によれば内閣府が29日に発表したインターネットの安全・安心に関する世論調査で、企業や政府機関へのサイバー攻撃に「不安がある」との回答が85.7%に上った。「不安がない」は6.8%。日本年金機構の個人情報流出問題など政府機関への攻撃の増加と深刻化で、「国民の不安感が高まっている」(警察庁)とみられる。不安の具体例(複数回答)は、「企業や政府機関のパソコンのウイルス感染による内部情報の流出」が80.7%と最多で、「外交・防衛上の秘密が盗まれ、安全保障に支障が生じる」(65.2%)、「先端技術が盗まれ、国際競争力が失われる」(53.8%)が続いた。