JR東海、リニアを本格着工 大成建設など最難関の南アルプストンネル施工へ 印刷
2015年 8月 28日(金曜日) 23:21

各紙によればJR東海は28日、平成39年に東京(品川)-名古屋間の開業を目指すリニア中央新幹線について、同日、本格着工したことを明らかにした。最難関とされる南アルプスを貫く大トンネル(総延長25キロメートル)の一部で、大成建設などの共同企業体(JV)と契約を結んだ。工期は平成37年10月末までの約10年間。着工したのは同トンネルの東端にあたる山梨県側の工区7.7キロ。今年3月から公募型の入札手続きを進めていたが、大成と佐藤工業、錢高組の3社によるJVが施工者に決まり、26日付で契約した。