京浜東北線停電 架線重なりショートしやすい構造の区間 印刷
2015年 8月 08日(土曜日) 00:01

横浜市西区高島のJR京浜東北・根岸線の横浜-桜木町間で4日夜起きた停電トラブルで、現場で平行に張られた架線4本のうち2本がほぼ同じ場所で断線していたことが分かった。断線箇所は、架線が構造上重なっていてショートしやすい区間だったとみられ、ショートした際の熱で架線が溶けた可能性があるとみて、JR東日本で原因を調べている。同社によると、切れたのはパンタグラフが接触して列車に電気を送る「トロリ線」と呼ばれる架線で、直径12ミリの銅合金製。