新国立見直し、IOC総会で謝罪 エンブレム酷似に質問も 東京五輪 印刷
2015年 8月 03日(月曜日) 22:33

国際オリンピック委員会(IOC)が1日にクアラルンプールで開いた総会で、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が大会準備状況を初めて報告したと各紙が報じた。組織委の森喜朗会長は、メーン会場となる新国立競技場の建設計画が白紙撤回となったことを説明し、謝罪した。IOCのバッハ会長は、東日本大震災の影響で建設費用が高騰したことが背景にあると理解を示した。その上で「新たな建設計画の質と実現可能性、経費管理、予定通りの完成を保証するためにIOCも関与すべきだ」と述べた。