戦後70年にあたり、宮内庁は8月1日付で、昭和天皇による終戦の玉音(ぎょくおん)放送の録音原盤と音声を初めて公開したと各紙が報じた。レコード原盤から再生した声は、複製を重ねた既存の音源に比べて明瞭で、ラジオ放送を通じて自ら終戦の混乱収拾にあたった44歳当時の昭和天皇の肉声がよみがえった。1日から同庁のホームページで公開。