静岡県西伊豆町の仁科川支流で動物よけの電気柵近くにいた7人が感電し、2人が死亡した事故で、電気柵には漏電遮断器だけでなく、安全確保のために電流を断続的に流す「電流制御装置」(パルス発生装置)も取り付けられていなかったことが22日、県警への取材でわかったと各紙が報じた。二つの装置を設置していれば、電気柵に触れても一時的にショックを受ける程度で、致命傷は避けられたとみられるという。