訪日外国人、最多の914万人 45年ぶり出国者逆転 15年上半期 印刷
2015年 7月 25日(土曜日) 01:06

日本政府観光局が22日発表した2015年1~6月(上半期)の訪日外国人数(推計値)は、前年同期比46.0%増の913万9900人だったと各紙が報じた。上半期としては4年連続の増加となり、過去最多だった14年の実績を上回った。円安で日本への旅行が割安になった他、訪日ビザ(査証)の緩和、消費税の免税対象拡大が追い風となり、中国などアジアを中心に訪日客数が急増した。15年上半期の出国日本人数は4.9%減の762万2800人。観光局によると、上半期の訪日外国人数が1970年以来、45年ぶりに出国日本人数を上回ったという。