自動運転へ周波数幅倍増 車載用ミリ波レーダー 総務省 |
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2015年 7月 06日(月曜日) 22:59 | |||
総務省が自動車の衝突防止や追従走行などに利用される車載装置用の「ミリ波レーダー」の周波数幅を倍増させたことが2日、分かったと各紙が報じた。周波数幅を6月26日付で500メガヘルツから1ギガヘルツに増やした。周波数幅が増えれば、多くのデータを高速で送受信できるようになるため、レーダーの感知能力が高まる。衝突防止などの機能が向上し、車の自動運転の実用化にも近づく。大手自動車メーカーは現在、主に安価なカメラやレーザーレーダーを衝突防止装置などに使っているが、暗い場所や悪天候では感知能力が低下する欠点がある。ミリ波レーダーは、天候など外部環境の影響を受けないが、価格が高いため、高級車に搭載されるケースが多いという。
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最終更新 2015年 7月 06日(月曜日) 23:00 |